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Dec 20
2006

マカオにチャンスあり

1999年、東方のモンテカルロの名を持つマカオが、ポルトガルから中国に返還されました。カジノが全体経済の大部分を占めていますが、90年代までは経済成長も市民生活レベルも良いとは言えませんでした。2000年に入りマカオ政府は、今まで1つしか取得していなかったカジノの特許免許を3つにまで増やし、積極的に外資の誘致を奨励しました。

その結果、SANDSやMGMのようなゲーミング・ビジネスのガリバーを大挙マカオに進出させました。また、観光客を誘致するため新空港も建築し、現在は台湾と中国の各大都市間で直航便が運航しています。《注:台湾と中国は技術的に戦争分裂状態にあり、直航便がありません。台湾は中国便を国際線と見なしていますが、中国は国内線だと主張しています。》空港使用料が安いため、利用客がかなりの割合で増えています。今年11月末までの統計では、すでに2000万人の旅行客がマカオを訪れています。

カジノ・ビジネスが盛んで、その恩恵を受けているのは銀行です。マカオは他のアジア諸国と同じく、IT整備は先進国とかなり差があります。IT整備の遅れは、資金洗浄の温床にも繋がっています。デルタ銀行が北朝鮮との取引で米国に資産凍結された事件は記憶に新しく、また今月はじめには、マカオ高官が資金洗浄で逮捕されました。ゲーミングと金融セクターの景気が良いことと、インフラ整備のギャップはかなりの好機があると見ています。