5月にモルガンスタンレーがベトナムが第二のバーツ危機を引き起こすレポートを発表しました。
簡単にまとめると、ベトナムドンは2009年度に約39%下落と予想しています。
その背景には:
1.強すぎるベトナムドンの為替によるインフレー(6月4日付けの日経新聞に対前年比のインフレーが25%)、
2.持続に拡大する貿易赤字
3.ベトナム株式市場の暴落(昨年最盛期より6割も下落)
4.ODAによる政府のインフラ投資がベトナムGDPの3割達し、経済過熱になっている
今のベトナムを1997年のタイバーツ暴落前夜を例えるアナリストもいます。
そもそも、成長とリスクは表裏一体で、リスクを恐れるなら成長はあり得ません。
確かに地価、家賃そしてホテル宿泊代は高騰しています。但し、ベトナムのGDPはわずか7兆円にすぎず、WTO加盟による海外投資の膨張はインフレーの要因になっています。
現地に訪問すると、食事やその他の費用はそれほど上がっていません。
今回のインフレーは主に土地の暴騰によるものです。
ベトナムは90年代の中国にそっくりで、インフラは後5−6年整備しないと、とても現代化にはなりません。
マーケットの需要は底固い感があり、短期的な調整があっても、回復にそれほど時間はかからないでしょう。
|